花粉症・通年性アレルギー性鼻炎の特別な治療

花粉症・通年性アレルギー性鼻炎の特別な治療

1. 減感作治療

ハウスダスト、ダニ、スギ、ブタクサなどのアレルギーに対してそれぞれの原因物質のエキスを薄い濃度で低容量から皮下に注射していき、(皮膚の反応を見て)至適濃度、容量に達したところで月に一回、定期的に皮下注射をしていく治療です。即効性はありませんので、3年以上続けて行い、効果の発現をみていきます。月に一度の来院で皮下注射を受け、帰宅してからは何の制限もありません。そうした気軽さがあります。ただアレルギーの原因物質を体に取り込むため、アナフィラキシーショックなどの副作用の出現の可能性があります。医師が濃度と容量の管理をしており、注射後一定時間、院内でお待ちいただき、副作用の出現がないことを確認してから帰宅していただいておりますので安心です。

減感作療法でよくある質問
減感作療法(げんかんさりょうほう)とは?
抗原エキス(花粉やハウスダストなど)を少しずつ濃度や量を上げながら、何度も皮下注射をしてアレルギー反応(感作)を減らす方法です。
内服薬等で症状を抑える対症療法ではなく、現時点においてアレルギーの反応性を取り除く唯一の根本治療です。
皮下注射はどのようなものですか?
腕に皮下注射を打ち、診察室で5分、待合室で20分お待ちいただきます。
その後、院長が注射のあとの腕の状態を診察して、終わりになります。
抗原エキスの種類は?
当院では、スギのほかブタクサ、ハウスダスト、ダニ、カンジダなどの減感作治療が出来ます。
どのくらいの間隔で注射しますか?
最初の2か月間は、2週に1回の注射からはじめ、その後は月に1回通院します。効果の発現のために3年以上続ける必要があります。
何才から治療できますか?
身体の大きくなる中学生からとなります。
治療費はどれくらいですか?
健康保険が適用可能なため、自己負担額は1回数百円~1,500円程度です。
いつからはじめられますか?
いつからでもはじめられます。初回に皮内テストをおこないます。詳しくは、受付にてお尋ねください。

2. 舌下免疫療法

減感作治療と基本的には同じです。名前のとおり皮下注射ではなく、ご自身で舌の下の口腔底に原因物質のエキスを滴下する療法です。毎日決まった時間に日を空けずに行わなければなりません。また施行時前後で激しい運動や飲酒、入浴は避けていただきます。自宅で行うものであるため副作用が生じた場合の対応が問題となります。現在製品として日本ではスギとダニ(ダニは舌下錠剤)が販売されています。
日本耳鼻咽喉科学会の定める講習会を受講し、製薬会社の試験に合格し認定を受けた医師のみが、処方出来ます。最寄りの医院は鳥居製薬のHPで検索可能です。もちろん当院でも、ご相談や処方が出来ます。

3. レーザー治療

平成31年春のスギ花粉症のための鼻のレーザー治療のご案内

春のスギ花粉症のレーザー治療に最適の季節になりました。
レーザー治療により、鼻づまり、鼻水がかなり軽減されます。
鼻の状態を拝見し十分レーザーの効果が期待出来るかの判断をいたしますので、一度受診していただいてからご予約をお取りします。

予約受付開始 平成30年9月1日(土)
実施時期 平成30年10月~平成31年2月末
料金 保険適用で1万円程度の自己負担額
治療時間 火曜・金曜午前は、10時半・11時半
火・木・金午後は、16時・17時
土曜日(第1、3土曜日):11時・12時・13時
月曜・木曜午前は実施無し
土曜日(第2、4土曜日):実施無し
各回1名、診察〜麻酔〜治療後、お帰りいただくまで1時間程のご予定をお願いします。

アレルギー性鼻炎・花粉症は現在のところ短期間に根本的効果のあがる治療はなく、対症的治療に終始している場合が多いのが現状です。症状に応じて内服薬、外用薬を増減して処方され、いつまでたっても薬がきれない、あるいは薬は使ってみるがすっきりしないそんな患者様が多くいらっしゃいます。そのような患者様に近年レーザーによる治療がなされるようになってきました。 完全に症状をなくすことはできませんが、鼻閉については軽い薬のみの使用や、薬を使用しなくても済むようになります。
左右両鼻、一度に治療を行います。アレルギーを生じる鼻粘膜が剥げて落ち着いてくるまで2週間程度かかります。安定した状態となるのが、ほぼ4週間後です。はじめの7日間は鼻汁や鼻血が出て鼻のつまることが多いです。
治療方法は局所麻酔薬を染み込ませたガーゼを鼻の中に入れ、20分間そのままにして麻酔した後、鼻の中の下鼻甲介というひだにレーザーを照射します。片側5分~7分です。
レザック社のCO2-25という炭酸ガスレーザーの器械を使用します。
3~4Wで0.5秒の断続照射を数十回繰り返し粘膜の凝固、変性をします。ほとんど痛みはありませんが、麻酔の際のガーゼを入れる時少し痛みがあります。
効果は平均すると6ヶ月から1年ですが、患者様によってはまったく効果が発現しない場合もあります。保険適応され、両側で10,000円程です。

アレルギー性鼻炎・スギ花粉症レーザー治療でよくある質問
いつ頃に、レーザー治療を受けたらいいですか?
通年性アレルギー性鼻炎(ハウスダスト、ダニ)の場合はいつでもよいですが、
春のスギ花粉症の場合は、
・症状が出ている時期は避けた方がよい
・レーザーの有効期間が平均で1年
・レーザー治療の効果がでるまで2~4週間程度かかる
以上のことから10月から1月頃がよいとされています。
どんな症状によく効きますか?
鼻水、くしゃみにも有効ですが、鼻づまりには特に有効です。
マスクを手放す事ができるようになり、集中力も上がり、お薬が減らせ、QOL(生活の質)が大幅にアップすることが期待できます。
どんな治療ですか?
どのくらい時間がかかりますか?
(1)局所麻酔薬のついたガーゼを鼻腔内につめて、表面粘膜の麻酔をします。
(2)ガーゼを取り出し、レーザー装置で鼻腔内粘膜を蒸散する。

(1)の所要時間は20~30分、(2)には5~10分位。すぐにお帰りになれます。
痛くないですか?
麻酔の効きにくい鼻腔後方で痛みのある場合がありますが、さほど強い痛みは出ません。
何才くらいから治療を受けられますか?
鼻腔が広くないとできませんので、小学校4・5年生以上のお子さまからです。
費用はどのくらいですか?
保険が適用可能ですので、両鼻腔で10,000円位です。
すぐに治療できますか?
レーザー治療に適応しているか、また十分に効果が得られるかどうか、鼻の状態を見せていただきたいので、一度受診をお願いしております。
事前の院長の説明もお聞きになり、その後ご都合に合わせてご予約下さい。

4. サージトロン手術

サージトロンとは最新式の高周波ラジオ波メスで、切開、凝固する器械です。手術で使用される電気メスと違い、はるかに高い周波数により皮膚や粘膜を切開し、深部を凝固できます。周波数が高いので目的の部分だけをピンポイントに切開、凝固できるため、痛みや出血を極力抑えることが出来ます。これを応用し鼓膜切開、鼻出血の凝固止血、下鼻甲介焼灼に使用します。アレルギー性鼻炎や花粉症の治療のため下鼻甲介が肥大している場合、下鼻甲介粘膜に電極を刺入し通電します。これにより粘膜深部に組織変性が生じ、粘膜の厚みが減少して鼻腔が広がり鼻閉が大きく改善します。 一時的に、手術後、粘膜が反応性に腫大し鼻閉がかえってひどくなりますが、数日で効果が出てきます。
レーザー治療が向いている方と、サージトロン手術が向いている方がいらっしゃいます。 レーザー治療をしてみたけれど、期待したほどの効果がない方はサージトロン手術を試してみる価値があると思われます。

医院概要

概要

医院名 医療法人社団 泰陽会
本八幡耳鼻咽喉科
住所 〒272-0023
千葉県市川市南八幡5-10-4 1F
行徳街道沿い、1階隣はマツモトキヨシ調剤薬局様
電話番号 047-378-8711(ハナイイ)
最寄り駅 JR総武線 本八幡駅南口より徒歩2分
都営新宿線 本八幡駅より徒歩3分
京成本線 京成八幡駅より徒歩5分
駐輪スペース 20台分あり
駐車場 ハローワーク隣の「三井のリパーク」南八幡5丁目第3駐車場の駐車補助券をお渡しします。
パーキング後、駐車券をお取りになり、受診の際にクリニック受付にお持ちください。
診察受付時間 日祝
8:50~12:30
~14:00
14:50~18:30
[休診日]休診日:水、日、祝

※木曜午後、第1、3土曜午前は医師2名体制となります。
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