その他の病気

その他の病気について

風邪

ごくありふれた病気でありながらも、よく「万病の元」と言われるように、風邪を発端にいろいろな病気に進展しかねません。中耳・鼻・喉の病気は、そもそもは風邪に始まる感染性の病気が多いものです。たかが風邪と侮らず、症状が気になったら、早めに受診なさることをお勧めします。

症状:
のどの痛み、咳、鼻水、発熱、くしゃみ、頭痛、体のだるさ、悪寒など

検査:
問診や診察を行って、他の病気ではなさそうだと判断できれば、風邪と診断します。しかし、風邪であれば通常は数日で治るので、治らない場合はこじらせてしまっていたり、別の病気だったりする可能性があります。

治療:
総合感冒を処方したり、現れている症状(発熱、頭痛、咳、鼻水など)に対してそれぞれの症状を軽くするための薬を組み合わせて処方します。さらにウイルス感染に引き続いて起こりやすい細菌による二次感染を予防する目的で、抗生物質を組み合わせて使用することがあります。

インフルエンザ

インフルエンザは、インフルエンザウイルスへの感染によって起こり、普通の風邪よりも急激に発症し、症状の重いのが特徴です。通常は、症状が3~7日間続いた後、治癒に向かいます。しかし気管支炎や肺炎を併発しやすく、脳炎や心不全に至るケースもあり、油断できません。

症状:
高熱、悪寒、頭痛、関節痛、倦怠感などの全身症状、咳、痰、呼吸困難、腹痛、下痢などの胃腸症状などが現れます。

検査:
インフルエンザ検査キットを用いて判断します。5~10分で結果が出ます。

治療:
インフルエンザウイルスに対する治療薬として、抗インフルエンザ薬があります。ただし、これらの抗ウイルス薬は発症後48時間以内に服用しないと効果がありません。

気管支喘息

空気の通り道である気管支が狭くなり、空気が通りにくくなって息が苦しくなる状態を喘息発作と言います。この喘息発作が繰り返し起きる病気が気管支喘息です。
この状態は、アレルギーによる炎症が多く、特に小児では気管支粘膜が未熟なため、アレルギー反応を起こしやすいです。
気管支喘息は小児の約6~8%、成人の約3~4%に認められ、その数は増え続けています。

症状:
「ゼーゼー」「ヒューヒュー」という呼吸音(喘鳴)、息苦しさ、激しい咳、胸の痛みなどが主な症状です。

検査:
呼吸機能検査、気道過敏試験、血液検査、皮内アレルギーテスト、痰の細菌検査、また必要に応じて胸部X線検査などが行われます。

治療:
発作の治療と発作を起こさせないための予防が大切になってきます。
発作が起こった際は、ステロイド吸入薬、気管支拡張薬などの薬物療法で炎症を抑えます。一方では、予防のために自宅からアレルゲンの原因となる埃・ダニ・タバコの煙などを取り除いて環境を整え、規則正しい生活を心がけることも大切です。

上気道炎

上気道(鼻や喉)に病原体としてウィルスや細菌が感染して症状を起こした状態を総称して上気道炎と言います。

症状:
くしゃみ、鼻水、鼻づまり、喉の痛み、咳、痰、発熱、頭痛ほか、嘔吐、腹痛、下痢などの消化器症状がみられることもあります。

検査:
多くは医師の診察によって診断しますが、ケースによっては血液検査や細菌検査などが行われます。

治療:
細菌が原因の場合や細菌感染を続発する恐れのある場合は、抗生物質や消炎剤、解熱鎮痛剤で治療します。水分補給と安静のみで10~14日以内に自然に治ることもあります。

耳下腺炎・顎下腺炎

唾液をつくる耳下腺(耳の前から下にある)、および顎下腺(顎の下にある)に炎症が生じた状態で、いろいろな原因で起こります。主な原因はウイルスや細菌の感染です。ウイルス性の代表的なものとしては、流行性耳下腺炎、いわゆる「おたふく風邪」があります。

症状:
炎症がある部分の腫れや痛み、口の中の乾燥、発熱、寒気、唾液の減少などがみられます。

治療:
細菌性のものに対しては抗生物質を用います。ウイルス性に対しては、全身的には安静と鎮痛解熱薬の投与、局所的には冷湿布とうがいを行います。

耳下腺腫瘍

耳下腺に発生する腫瘍を総称して耳下腺腫瘍と言います。耳下腺は耳の下にあり、唾液をつくっています。おたふく風邪で腫れることで知られる臓器です。耳下腺の中を顔面神経が貫いていることも特徴的です。

症状:
耳下腺が膨らみます。悪性の場合は、痛み、周囲への癒着、顔面神経麻痺などがみられます。

検査:
視診、触診、超音波(エコー)検査、画像検査(CT、MRI)、穿刺吸引細胞診などが行われます。

治療:
手術が第一選択となります。悪性は少ないです。基本的には顔面神経を温存した摘出術が行われますが、顔面神経を切断せざるを得なかったような場合には神経を移植し、その回復を待つこともあります。

顔面神経麻痺

顔面神経によって支配されている顔面筋が運動麻痺を起こした状態を顔面神経麻痺と言います。原因疾患が明らかな症候性顔面麻痺と、原因がはっきりしない特発性顔面神経麻痺(ベル麻痺)とに分けられます。
症候性顔面神経麻痺の原因として多いのは、ヘルペスウイルス感染症です。口唇ヘルペスを以前患った方が、突然、顔面神経麻痺を起こすのが、発症の典型的なパターンです。ほかには外傷、腫瘍や代謝疾患が原因となる場合もあります。
特発性顔面神経麻痺の原因はよくわかっていませんが、考えられる可能性として寒冷刺激、アレルギー、局所浮腫、およびウイルス感染などが指摘されています。
いずれにしましても、顔面神経は顔面神経管と呼ばれる狭いトンネルを通って脳から外に出ますが、何らかの原因で顔面神経が腫れることによって顔面神経が圧迫され、これによって麻痺が生じると考えられています。

症状:
突然始まる片側顔面筋の運動麻痺が主な症状です。その結果、額(ひたい)にしわを寄せられない、眼を閉じられない、口角が垂れ下がる、口角からよだれが垂れる、などの症状が生じます。麻痺側の耳が過敏になり、音が大きく響くように感じられることもあります。麻痺側の舌の前方3分の2あたりの味覚障害を伴うことがあります。典型的な訴えに、ものを食べた時、金属を口に入れたような感じがするというものがあります。目が閉じにくいため、涙で潤すことができず、角膜(黒目の部分)が乾燥しやすくなります。

検査:
この疾患に典型的な顔の表情が現れますので、診断は比較的容易です。しかし、原因となる病気がある場合、両側に同時に発症したり、何度も繰り返したりする場合は、MRIなどによる画像診断を要します。血液検査などが必要になるケースもあります。
顔面神経麻痺の発症前に、耳の中に痛みや水泡の形成が先行して生じるような場合は、水痘ヘルペスウイルス感染による麻痺が考えられます。また、障害の程度や回復の正確な評価のために、筋電図や誘発電位検査が行われることもあります。

治療:
副腎皮質ステロイド療法が効果的と考えられています。そのほかに、血流改善剤、ビタミン剤や神経賦活(ふかつ)剤、抗ヘルペス薬などが用いられます。リハビリテーション療法も重要で、麻痺した筋肉のマッサージや、顔面の筋肉を働かせる練習などが効果的です。

マイコプラズマ肺炎

マイコプラズマという細菌に感染することにより引き起こされる肺炎です。子供や若い人に比較的多い感染症ですが、高齢者が感染すると、命に危険が及ぶケースもあります。1年を通じてみられますが、冬にやや増加する傾向があります。

症状:
発熱やだるさ、頭痛、痰を伴わない咳などの症状がみられます。咳は少し遅れて始まったりもします。咳は熱が下がった後も、長い期間にわたって(3~4週間)続くのが特徴的です。マイコプラズマに感染しても多くは気管支炎で済みますが、一部の人では肺炎となり、重症化することもあります。小児のほうが軽く済むと言われます。

検査:
血液検査、迅速診断キット、胸部X線、痰などの細菌検査を行います。

治療:
抗生物質で治療します。軽症で済むケースが多いのですが、重症化したケースでは、入院により専門的な治療が行われます。

医院概要

概要

医院名 医療法人社団 泰陽会
本八幡耳鼻咽喉科
住所 〒272-0023
千葉県市川市南八幡5-10-4 1F
行徳街道沿い、1階隣はマツモトキヨシ調剤薬局様
電話番号 047-378-8711(ハナイイ)
最寄り駅 JR総武線 本八幡駅南口より徒歩2分
都営新宿線 本八幡駅より徒歩3分
京成本線 京成八幡駅より徒歩5分
駐輪スペース 20台分あり
駐車場 ハローワーク隣の「三井のリパーク」南八幡5丁目第3駐車場の駐車補助券をお渡しします。
パーキング後、駐車券をお取りになり、受診の際にクリニック受付にお持ちください。
診察受付時間 日祝
8:50~12:30
~14:00
14:50~18:30
[休診日]休診日:水、日、祝

※木曜午後、第1、3土曜午前は医師2名体制となります。
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